Pythonバイブコーディング講座 — 補足記事

Markdown記法の超入門

README.md を書くために最低限知っておきたい記法

2026.05 Tomoaki Yamaguchi ← シリーズ目次へ

Markdown(マークダウン)は、テキストに少し記号を添えるだけで、見出し・リスト・コードなどの装飾が表現できる「軽量な書式ルール」です。README.md、GitHub の Issue/Pull Request、Notion、Slack、Zenn、Qiita など、多くのサービスで使われています。本ページでは、Pythonバイブコーディング講座の Part 4 で README.md を書くために最低限知っておきたい記法をまとめます。覚えるのは見出し・コードブロック・リストの3つだけで十分です。

01 見出し(# で表現)

行の先頭に # を付けると見出しになります。# の数が少ないほど大きな見出しになり、##### と数を増やすほど階層が深くなります。

書き方# 大見出し(H1) ## 中見出し(H2) ### 小見出し(H3)
表示結果

大見出し(H1)

中見出し(H2)

小見出し(H3)

# と見出しテキストの間には半角スペースを必ず入れてください。#見出し ではなく # 見出し です。

02 コードブロック(``` で囲む)

コードやコマンドは、3つのバッククォート(```)で前後を囲むと、固定幅フォントで枠囲みに表示されます。

書き方
``` python -m venv .venv source .venv/bin/activate pip install -r requirements.txt ```

最初の ``` の直後に言語名(pythonbashhtml など)を書くと、その言語に合わせて色分け(シンタックスハイライト)されます。

書き方(言語指定あり)
```python import pandas as pd df = pd.read_excel("data.xlsx") print(df.describe()) ```

文中で短いコードを引用したい場合は、バッククォート1つで囲みます。`pip install pandas` と書くと、pip install pandas のように表示されます。

03 リスト(- や 1. で表現)

箇条書きは行頭に -(ハイフン)か *(アスタリスク)を付けます。番号付きリストは 1.2. のように書きます。

書き方- りんご - みかん - バナナ 1. データを読み込む 2. 集計する 3. 図を作る
表示結果
  • りんご
  • みかん
  • バナナ
  1. データを読み込む
  2. 集計する
  3. 図を作る
04 強調・リンク(応用)

余裕があれば覚えておくと便利な、応用的な記法を紹介します。

05 README.md の実例

Part 4 で示した README.md をMarkdown記法で書くと、次のようになります。

README.md
# 〇〇研究の解析パッケージ 本リポジトリには、〇〇論文の図表を再現するためのPythonコード一式が含まれています。 ## 環境構築 ``` python -m venv .venv source .venv/bin/activate # Windows: .venv\Scripts\Activate.ps1 pip install -r requirements.txt ``` ## 実行 VSCode で `analysis.ipynb` を開き、上から順にセルを実行してください。 結果は `results/` フォルダに保存されます。 ## Pythonバージョン Python 3.12 で動作確認しています。 ## 連絡先 質問は [Issues](https://github.com/yourname/repo/issues) からお寄せください。

このファイルを GitHub にアップロードすると、リポジトリのトップページに自動的に整形表示されます。

Markdown記法に慣れていなくても、ChatGPTやClaudeに「以下の内容で README.md を書いて」と頼めば、Markdown形式で出力してくれます。最初は LLM に任せて出力を見ながら覚えるのも良い学び方です。


最低限覚えておけばよい記法

VSCode で .md ファイルを開いた状態で Ctrl + Shift + V(Macは Cmd + Shift + V)を押すと、書きながらプレビューを確認できます。